中越地区電友会会長
 金澤 哲也
 新年明けましておめでとうございます。
本年も会員の皆様とご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 昨年は、元旦早々に能登半島地震が発生し、この規模は3千年から4千年程度に1回と推定されるとの報道がありましたが、各地に甚大な被害をもたらしました。近年は、地震や豪雨などの自然災害の発生確率が高まっている状況ですが、今年は、災害の無い穏やかな1年になることを願うばかりです。
 さて、昨年の当地区の主な活動としては、5月に中越地区電友会総会を開催し、令和6年度事業計画・予算等の承認を頂きました。総会終了後の懇親会は、出席者が総勢57名となり、和やかな雰囲気の中で会員同士の交流を深めることができました。
 また、多くの会員が参加しているサークルの活動模様や、美術展覧会へ出展した会員の創作品なども当地区ホームページに逐次掲載されており、お互いに刺激を受け、ポジティブな感情を誘発しているのではないかと思っています。
 令和5年10月発行の会報より、会員による「声のリレー」を掲載していますが、今回(第130号)まで計5回発行し、計39名の会員が原稿を寄せて下さいました。原稿内容の多くは、日頃取り組んでいること、健康に関すること、そしてボランティア活動などで、ユーモアを交えた内容もあり、次の会員へリレーする際には、その当時の懐かしい関係性も記載して頂いており、緩やかな“つながり”の場になっていると思っています。
 NTTは、電電公社から民営化して今年で40年になります。NTT東西は、「177」を今年の3月末に、そして「タウンページ」と「104」を来年の3月末に終了し、「電報サービス」もどこかのタイミングで終了すると公表しています。固定電話事業は、2024年3月末時点の固定電話の契約数が約1200万件で、1997年11月ピーク時の約6300万件から約8割減少しています。経営環境が変化しデジタル化が進み、このように事業構造が大きく変わり、時代の流れを感じるとともに一抹の寂しさも感じます。
 日常の生活をしていく上で、地球温暖化の影響を年々強く実感するようになり、昨年と一昨年の夏は、平均気温が高く「最も暑い夏」だったとの事でした。また、夏と冬に比べ春と秋が短くなって、季節は「四季」から「二季」へ変わりつつあると言われています。大地震など自然災害は脅威ですが、人災である地球温暖化による健康や農作物等への影響も脅威となっており、農作物は暑さに強い高温耐性品種に改良・開発を進めているようですが、私達は、温暖化対策を講じることにより適応していく他ないようです。
 このように生活環境は年々厳しくなってきていますが、穏当な生活を送るためには健康が何よりも大切です。心身の健康に留意することで、会員の皆様そしてご家族の皆様にとって、“幸せと感じる”ひと時が沢山ありますよう祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。