インドのアグラ村散策中(昼食時)に農家の親子の
微笑ましさに絵筆をとってしましました。
平成10年第39回市展日本画奨励賞受賞
「赤いコートの少女」
平成12年第55回県展
日本画入選「ガンジスの老人」
娘さんの成長を期待しつつ、愛情一杯注ぎこんだ力作です。
なお、娘さんも近所に住んでおられ、アイ子氏と同様に
絵筆をもっておられます。
インドへ10日間スケッチ旅行。
ガンジス河ほとりにたたずむ老人がとても魅力的で
ついつい絵筆をとりました。
平成7年第36回市展
日本画入選「陸橋、南長岡」
この絵には、特に思い入れがあります。南長岡操車場が廃止になると聞き、線路脇で描きました。
電車の通過時は、スピードでキャンバスが吹き飛びそうになり、必死に抱きかかえたこと思い出します。
画廊にて
紫陽花の花弁が浮きだち見事な力作です。
アイ子さん凛としたお姿に感動しました。
水戸アイ子さんは、現在長岡市長町にお住まいされており、三条市生まれ。
電々公社に昭和26年1月に入社され交換手としてお仕事をする中で、趣味の
日本画を描いておられました。
退職されたのち本格的に、穂刈春雄氏、大嶋月庵氏に師事され「橋のある風景」を
はじめ、県展6、芸展入4、長岡市展奨2など才能を開花されました。
現在は、やさしいご主人様と2人暮らしで日々趣味長楽。
アイ子さんは言っておられました。「こんにち私あるのは主人お蔭です」
お話のなかで、時折、拝見されるお二人からの思いやりの笑顔がとても魅力的でした。