故郷の川♪レコーデング風景
2曲目の♪故郷の川♪制作スタッフ
作曲中の浅井さん、多彩な音色がでるエレクトーンは生涯の友
曲作りスタジオにて、2曲のCDカバーを手にする浅井夫妻
 浅井さんのNTT時代は線路系エンジニア、小千谷から小出、新潟支社と技術畑一筋に歩んでこられました。
 音楽は学生時代から興味を持たれていましたが、本格的にのめり込んだのが小出時代、音楽好きの仲間と「村の楽団」を結成した頃から、サックスを担当し村民芸能祭等で大いに活躍された。
 新潟支社に転勤となってからは活動休止の状態が続いたが、退職となってから活動を再開、長岡にあるエレクトーン教室に通い感性を磨いた。そんなおり楽団仲間だった人から曲作りを依頼されたのが始まり、出来上がった曲が新潟日報にも紹介された♪只見線♪、当時は雪で浅井さんの家がすっぼり埋もり、只見線の音だけが深々と降る雪のなかで聞こえるスタジオでテープ化した。
 そのテープは広神村の「大正琴の会」や守門村の「踊り同好会」の皆さんの活動教材に使われ、六日町文化会館等で披露されました。
 CD化は、その時司会をされていた編曲者の鈴木さんとの出会いがあって実現しました。
 現在2曲目の♪故郷の川♪が完成し、CD化を待ちかねてくれている人達にお配りするとの事でした。 
 曲作りについてお聞きしましたら「どうしても楽に歌えるような曲になってしまうんです、そうすると盛り上がりに欠ける曲になってしまう、また詩の意味を理解するのも大変なんです、なにしろ詩を作る人はロマンチストか多く、何を言いたいのか自分だけの世界に酔いしれる(笑い)人が多いんです」。
 今日もまた良き理解者である奥様の優しい眼差しの中、新しい曲作りに思いを膨らませておられました、3曲目の完成を祈りながら浅井家を後にした。

                         (4/23)取材担当:今村 泉
魚沼市大栃山にお住まいの浅井忠一さんにご登場頂きました




















































                                 
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